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母の闘病-セカンドオピニオン

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母が市内の病院に入院して数週間、がんの治療をまったくしてくれない病院の対応に業を煮やした私は、セカンドオピニオンを受けるよう、両親に強くすすめました。

そのころはまだセカンドオピニオンという言葉は今ほど一般的になっておらず、両親は、特に母は、そんなことをしたら今の病院の先生に悪いと言って抵抗しました。
しかし、そんなことが言っていられる状況ではありません。
私はインターネットや本でスキルス性の胃がんについて調べ、それが非常に悪性度の高いがんであることがわかってきていました。
そして、セカンドオピニオンも患者の当然の権利であり、ちゃんとした病院なら協力するはずだということも調べて、セカンドオピニオンを受け入れている病院のうち、胃がんの治療に長けている病院をいくつかピックアップしました。

そのうちのひとつは静岡県立がんセンターでした。当時静岡県立がんセンターにいらした米村医師は現在でもスキルス胃がんと腹膜播種治療の第一人者です。その情報をインターネットから得た私はその選択も両親に伝えました。両親の出身は静岡で親戚もたくさんいるので、それもよいのではと思ったのですが、遠すぎるということで断念しました。

もうひとつは、東京にある統合医療の病院でした。
スキルス性胃がんについて調べていくにつれ、西洋医療のみの治療に疑問を持った私は、できれば西洋医学以外の治療の選択についても考えてほしいと思っていました。
そこでその病院のセカンドオピニオンを両親にすすめ、一度は予約もとったのですが、結局遠いこともあってあまり乗り気でなく予約はキャンセルしました。

まだ母は渋っていたものの、有名病院のセカンドオピニオンは待ち行列が長く、予約をとってもどちらにせよ1ヶ月近く待たされるということがわかったので、東京のがんセンターと地元のがんセンターのセカンドオピニオンの予約は押さえておきました。
地元は近いし、東京のがんセンターなら両親も納得するだろうと思ったからです。

そして、入院からちょうど1ヶ月たった8月のはじめ、最初に予約がとれた地元のがんセンターに父とセカンドオピニオンを受けに行ったのです。
そこでも大学病院と同様の所見で、すでに腹膜播種がみられるため手術はできないという判断でしたが、透析をしながらの抗がん剤治療もできないことはないと言われました。
少し希望が見えた気がしました。

次の週、今度は母も連れてがんセンターに説明を受けに行きました。
市内の病院ががんについてなんの治療もしてくれないことに不安になっていた母は、翌週からその病院で抗がん剤治療を受けることに同意しました。
ところがあろうことか、入院中の病院の医師に猛反対されたのです。どうせならもう一ヶ所のセカンドオピニオンも受けたらどうかと勧められました。
どうやら、抗がん剤治療を受けさせたくなかったようなのですが、なぜなのか理解に苦しみます。
その医師は母に対しては抗がん剤治療なんてやったら死にますよとまで言ったようです。
それに対し、母は、でも、このまま治療しなくても死ぬんでしょ?と言っていました。
それでも入院中の病院の先生をまだ信頼していた母の決意はそこで大きく揺らぎ、さらに2週間先に予約がとれていた東京のがんセンターのセカンドオピニオンを受けることにしました。
それまで、がんについては無治療・・・。
8月もおわりに近づいていました。

このころ私は、足もみの勉強を本格的にすることを決意し、足もみの先生のところに資格取得のため通いはじめました。
その合間に母の入院先に通って母の足もみは続けていました。

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はるあき

Author:はるあき
 
中国足心道療術師協会
認定番号775号
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6月生まれのふたご座
AB型ペガサス火星人(^^)

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